中国山地のふもとに広がる町。約120ヘクタールを正社員とパート約25人で耕作し、コシヒカリをメーンに山田錦(酒米)、白ねぎ、大豆などを栽培しています。牛ふんにおから、ぬかなどを混ぜ、発酵させた有機肥料が主で、市販の肥料や除草剤などの農薬はごく少量。それで立派に経営し、年間1億5000万円の売り上げ。白ねぎは台湾にも輸出しています。印象的だったのは、田んぼ100mに付き2~3㎝の傾斜を付け、水が素早く全面に行き渡るようにしていること。これにより除草剤は田植え後の1回で済む。稲刈り後は土づくりに充て、二毛作はしない。水田で地力を養い、ねぎは1年。稲はポット式の苗で、田植え機に田んぼ1枚分の苗を載せることができ、軽トラに山積みして運べる。マット式の苗より省力化ができるが、独自に苗を立てなければならない。農場は2万2千枚の苗を自前で立てていました。持続可能な、若者が参入できる農業として、とても参考になりました。秋の収穫期にも訪ねるつもりです。